ガンコな便秘に即効性があるセンナが入った便秘茶ですが、効き目がある分注意する点もありそうです。
そもそもセンナとは、アフリカ原産のマメ科のハーブ。
ネット通販サイトでも、センナ茶については、第(2)類医薬品と表示されていて、医薬品扱いのものが多いようです。
そして、ツラツラと服用時の注意やら副作用の際の対処法までたくさん書いてあって、ちょっとショッピングカートに入れるのを躊躇してしまいますが、どのように見分けて、どんな風に便秘解消に利用できるのかまとめてみました。
センナの効果
センナに含まれる「センノシド」という成分は、大腸に直接効果をもたらします。
このセンノシドは、胃や小腸では消化されず、そのまま大腸へ運ばれ、大腸を刺激して、強制的に便を出してくれるのです。
そして、大腸を刺激するだけでなく、大腸が水分を吸収する力を衰えさせます。
排泄物の水分が大腸で吸収されにくいと、自ずと便が柔らかくなり、宿便と共にさようなら~。
本当に長期便秘で、苦しい時には助けになります。
医薬品扱いで売られているセンナ茶は、センナの葉や果実の部分が配合されていて、センノシドの効果が強いようです。
下剤薬にも使われるものなので、お茶というより薬なのでしょうね。
健康食品として売られている場合は、センナの茎の部分だけを配合しているもので、センノシドはほとんど含有なく、医薬品に比べて便秘への効果は薄まります。
センナの副作用
出典:https://macaro-ni.jp
即効性があるセンナ茶ですが、やはり下剤の位置づけなので、摂取の仕方には注意が必要です。
なかば強制的に便を出すので、ある意味大腸をあまやかすことになります。
常用すると、大腸が自分で便を出すことを放棄して、依存体質になることがあります。
そして、センナの生薬が大腸に少しずつダメージを与え、『大腸メラノーシス』という、大腸が黒ずむ症状になる危険があり、さらに深刻な便秘を引き起こすのです。
また、医薬品なので、下記のような人は注意が必要です。
・別の下剤を処方されている人
・授乳中の人
・妊娠中の人
・アレルギー体質の人
・高齢者や小さな子供
・薬でアレルギー反応の経験がある人
キャンドルブッシュとの違い
センナと同じセンノシドの成分が入っているお茶の中に、「キャンドルブッシュ」が入っているお茶などもあります。
キャンドルブッシュもマメ科の植物で、こちらはインドネシアやインドに生息しています。
センナ茶とキャンドルブッシュ入りのお茶の違いは、センナは医薬品扱いであるのに対して、キャンドルブッシュは食料品扱いとなります。
キャンドルブッシュは、ネット通販でもダイエット茶や減肥茶など、健康食品扱いで販売されています。
ですが、キャンドルブッシュも、センノシド成分による下剤作用が強い成分ですから、依存する可能性は高いので気をつけましょう。
長期間飲むのはおすすめしません
ネット通販の注意事項を読むと、ちょっと気後れしていまいますが、医薬品なので用法を守って飲む分には問題ありません。
何日も排便がなく、ほんとに苦しい時や、大腸の動きを活発にする便活の助けとして、一時的に利用するようにしましょう。
「飲むとスッキリするから」や「体重が減って嬉しいから」などの安易な理由で長期的に常用するのはやめた方がいいですね。
長期的な便活であれば、もっと自然な食品や飲み物、運動、マッサージで快便体質を作るべきですからね。
まとめ
センナが入っている便秘茶は医薬品。
薬としての効果は期待〇。
長期間常用するのは、依存体質になるので×。さらに深刻な便秘になる危険性も。
用法と用量を守って、正しく利用しましょう。
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