あなたは最近、どんな色の便が出ましたか?

 

便秘になると、つい便の回数や硬さに気をとられてしまいますが、便の色というのは腸の状態はもちろん、体の健康状態を反映するとても重要なサインです。

 

便の色が変化する理由を知ることで、腸内環境や体に潜んでいる病気をある程度予測することができます

 

今回は、そんな「便の色」に関するお話です。

 

便の色が変わる2つの要素

便の色と腸内環境は関係しています

 

体の中がどのようになっているのか外から見ることはできませんが、出てきた便の色を見ることはできますよね。

 

健康的な便は黄土色ですが、便の色が普段より濃くなったときは、次の2つの要因があると考えてください。

 

要因1:大腸の通過時間

便が腸内を通過する時間と色や形の関係出典:http://ganclass.jp/

人が食べ物を飲食した後、便として排出するまでに24~72時間かかりますが、そのうち大腸を通過するのに10時間ほど要すると言われています。

 

とくに動物性タンパク質や動物性脂肪を多く含む食事は消化に時間がかかり、腸内の滞在時間が長くなる傾向にあります。

 

食べ物が腸内に長くとどまることで酸化や腐敗が進み、濃い色の便になります

 

 

要因2:酸性・アルカリ性

腸内が善玉菌優勢の弱酸性の状態であれば、健康的な黄色っぽい便になります。

 

反対に、悪玉菌優勢のアルカリ性の状態であれば、黒ずんだ濃い色の便になります。

 

「食べ物が腸内に長くとどまると濃い色の便になる」というところでも触れましたが、腸内で酸化・腐敗した物質が多く溜まると悪玉菌が増え、腸内はアルカリ性に傾くのです

 

 

7パターンの便の色でセルフチェック

便の色と原因出典:karada-navi.com

便の色は、主に7パターンあります。

 

それぞれの色がどのような腸内環境・健康状態を反映しているのか、ひとつずつ見ていきましょう。

 

黄土色

野菜中心の食生活で、腸内環境や体が健康な状態です。

 

 

茶褐色

腸内環境や体が健康な状態ですが、タンパク質・脂質の多い食生活になると便の色が濃くなります

 

次にお話しする「濃い褐色」にならないよう、ビタミン・食物繊維などをバランスよく摂取するように気をつけましょう。

 

濃い褐色 → 便秘の方は要チェック!

食べた物が腸内に長時間滞在すると、酸化や腐敗が進み便の色が濃くなります。

 

さらに、腸内に長くとどまっている間に水分が余分に吸収されると、「濃い褐色で、かつ硬い便が出る」という状態になるのです。

 

また、黄土色や茶褐色といった便の色は、肝臓で生成される「胆汁(たんじゅう)」に含まれる「ビリルビン」という色素がもとになっています。

 

肝臓で生成された胆汁は胆嚢(たんのう)に一時的に蓄えられ、食事をすると胆嚢から排出される仕組みになっていますが、肉食中心の食生活になると肉を消化するためにたくさんの胆汁が必要となり、その結果、ビリルビンの量も増えて便の色が濃くなるのです

 

肉食中心の食生活は、消化に時間がかかる・腸内で酸化や腐敗しやすい・消化するために多くの胆汁を必要とするという点で、便の色を濃くする条件がそろっているのです。

 

赤色

便に鮮やかな赤色が混ざっている場合、一番多いのは痔からの出血です

 

血液は出血した場所や時間の経過で色調が変化しますが、出血した場所が肛門に近いほど便として早く排出されるため酸化されにくく、胃酸の影響も受けないため鮮やかな赤色を呈しています。

 

反対に、肛門から遠い場所(胃や十二指腸)では胃酸の影響や便として排出されるまでの時間の経過とともに酸化し、黒く変色した状態で排出されます。

 

痔以外に考えられる病気として、大腸ポリープ・大腸炎・大腸がんなどがあります。

 

 

深緑

便が緑色になる要因には2つあり、ひとつは葉緑素(クロロフィル)を多く含む食品を摂った場合です。

 

もうひとつは、食べ過ぎ・飲み過ぎによる消化不良で腸の働きが低下している場合です。

 

便の色のもとになっている胆汁には、脂肪の消化・吸収を助ける役割がありますが、役目を果たした後はそのほとんどが小腸から再吸収されます。

 

しかし腸の働きが低下して胆汁の再吸収がうまくいかないと、普段より多めに大腸に流れて便として排出されることになります。

 

ちなみに、胆汁はもともと黄褐色ですが、胆嚢(たんのう)で蓄えられている間に酸化し緑色へと変化しています。

 

胆嚢から排出された胆汁は腸へと流れ、腸内細菌によって胆汁色素であるビリルビンがウロビリノーゲン・ステルコビリンという物質に変化し、ステルコビリンが黄土色や茶色といった便の色のもとになっています。

 

つまり、胆汁は体内で黄色→緑色→黄色と変化しているのですが、暴飲暴食や偏った栄養バランスの食生活で腸内環境が悪化すると、この正常な変化が行われず、緑色の便として排出されるというわけです。

 

黒色

タールのように真っ黒い便であることから、医療用語では「タール便」とも呼ばれ、食道・胃・十二指腸からの出血が考えられます

 

これは胃酸の影響を受けて血液が変色し、便として排出されるときには黒色になっているためです。

 

考えられる病気として、胃・十二指腸潰瘍や、食道がん・胃がんがあります。

 

また、飲んでいるお薬(鉄剤や下剤)によって便が黒くなることもありますので、前述したような病気との判別が必要です。

 

灰色

ロタウイルス・アデノウイルスなどのウイルス性腸炎に罹ると灰色の便が出ることがあります

 

また、胆汁の生成や排出が障害されると便が着色されず、白っぽい灰色の便(医療用語では灰白色便と言います)となりますが、詳しくは次の「白色の便」でお話しします。

 

白色

便の色は、胆汁色素が大腸でステルコビリンという物質に変化し、そのステルコビリンによって黄色や茶色に着色されているとお話ししました。

 

つまり、白い便が出るということは何らかの理由で胆汁の生成や排出がうまくいかず、便に着色されていない状態ということです。

 

胆汁の生成や排出が障害される病気として、肝炎・胆嚢(たんのう)炎・胆管結石・肝臓がん・胆管がんなどが考えられます。

 

それ以外では、検査でバリウムを飲んだ場合や、ウイルス性腸炎でも白色の便が出ることがあります。

 

肝臓・胆管系の病気の場合、肌や白目が黄色っぽくなる・体がだるい・体のかゆみなどの症状も出ますので、これらの症状がある場合は早めに病院を受診しましょう。

 

 

まとめ

あなたの今日の便の色は何色でしたか?

 

外からは決して見ることのできない腸内環境や内臓の健康状態を、目に見える形で教えてくれるもの、それが「便の色」です。

 

食べた物やその日の体調によって、便の色も微妙に変化しているはず。

 

ぜひ「今日の便の色はどうかな?」とチェックする習慣をつけてみてください。

 

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